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カウンセリング

<初めての方へ>
「カウンセリングを受けたいけれど、ちょっと不安で…」という方もいらっしゃることでしょう。そこで、そのような方のために、気がかりと思われることについて以下に挙げてみました。参考になさってみてください。

カウンセリング手法やカウンセラーの個性により、実際の対応には幅がありますので、ここに述べたことはセレニティ・カウンセリングルームにおける捉え方としてご理解ください。

心の問題に対処するには、いろいろな方法があります。カウンセリングがすべてというわけではありませんが、 カウンセリングは心の問題に対処する一つの方法として、試みる価値は十分にあると考えています。

カウンセリングとは、クライアント(相談に来られる方)が抱えている悩みや課題を、クライアントご本人が自分なりの方法で、より居心地良い状態にしていかれるよう、カウンセラーが言葉のやりとりその他を通じて支援していくことです。

カウンセラーが一方的に指示や助言をすることはありません。カウンセラーは、課題解決に向けてのさまざまなアプローチの方法を念頭に置きながら、 丁寧にクライアントのお話をお聴きします。その際、カウンセラーが質問したり、感じたことをクライアントに伝えることで、クライアントは気持ちを整理したり、新たな視点でのものの見方を獲得したり、感情の変化を体験したりしながら、課題解決へと近づくことになります。このプロセスには、もちろん心のケアも含まれます。

カウンセリングの中でお話しいただいた内容、およびそれに関連してこちらが得た情報については、一切外部に出ることはありません。これはご家族に対しても同様です。たとえご家族からカウンセリングの内容について尋ねられたとしても、ご本人の承諾なく、お伝えすることはありません。 家族カウンセリング等で情報の共有が必要な場合には、ご本人の承諾を得て進めます。
ただし、相談者ご本人の危機的状況において、外部の協力を得て生命その他の危険を回避するために情報の開示が必要な場合は、唯一の例外として、必要最小限の個人情報を他と共有する場合があります。

カウンセリングは複数回お受けいただく場合が大半ですが、カウンセラーとの相性やその他諸々の理由により、継続を望まれない場合もあると思います。そうした場合は、初回のカウンセリング後に、継続するかどうかを含めてカウンセラーと率直にお話しください。 したがって、始めてしまったから継続しなくてはいけないと思う必要はなく、継続について違和感や疑問な点がありましたらどうぞ遠慮なくお尋ねください。納得して始められることでより効果的なカウンセリングとなります。

ケースによりいろいろです。1回で終了の方、週1回くらいの割合で、数ヶ月通われる方、半年くらいの方、等々。最初の面談の際に、大体の見通しをお伝えできることもあれば、そうでない場合もあります。これに関しても、疑問がある場合は、遠慮なくお尋ねください

当ルームのカウンセリングには、「面談・電話」という二つの方法があります。 対面でお話しできれば一番効果的ですが、遠方にお住まいの場合や、お年寄りの介護や育児等諸々の理由でお出かけになるのが難しい場合には、電話カウンセリングをご利用いただけます。
それぞれを単独でご利用いただく以外に、面談カウンセリングと電話カウンセリングを組み合わせることも可能です。 どの方法がよいか迷われた場合は、お申し込みの際にご相談ください。

参考―医師の治療とカウンセリングとの違い―

私たちは、例えばお腹が痛いときには、それを治すためにいろいろな方法を用います。休息をとり、必要なら医者に行ったり、薬を飲んだり、食事に気をつけたりします。 同様に心の問題についても、具合が悪いときに何らかの手だてが必要になるのは、ごく自然なことです。 最初は家族や友人など、身近な周囲の人に相談するかもしれません。それでも解決が難しいときには、専門家を訪ねることになります。これは、腹痛の時にお医者さんに行くのと同様です。 ただしここで、心の問題が腹痛と違うのは、専門家の種類が大きく分けて二つあるということです。一つは医師、もう一つはカウンセリングルームなどの相談機関です。

この二つはどちらも回復への手だてということでは同じですが、クライアントの関わり方(=姿勢)としては少し違いがあります。 医師の治療を受けるときは、どちらかというと立場は受け身になります。薬をきちんと飲むとか、指示に従って安静にするとか、医師の指示に従うことが治療の基本としてあります。そうでないと治療が有効に働きません。 心の問題の場合も同じです。医師の診立てにより、治療方針に従って治療が開始され、患者は治療の対象として、どちらかというと受け身の立場になります(もちろん、治す意欲としての主体性は前提として必要ですが)。

いっぽう、カウンセリングの場合は、自分が主体ですから「治してもらう」とか「答えをもらう」といった受け身の行為ではうまくいきません。カウンセラーはクライアントへの質問や、感じたことをクライアントにフィードバックするなどしつつ、クライアントの歩調に合わせて心のプロセスに伴走します。 つまり、中心はクライアントご自身であるということです。この点がお医者さんに行くのとはちょっと違いますね。

かといってクライアントご本人が積極的に動かなくてはいけないということではありませんのでご安心ください。カウンセリングでは、カウンセラーはクライアントを尊重し、あくまでもクライアントの主体性を生かしつつ支援させていただくという意味です。

お医者さんに行く、またはカウンセリングを受ける。この二つのちょっとした性格の違いを頭の片隅に置きつつ、必要に応じて、活用していただければと思います。

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