アサーション・トレーニング 参考資料(2)
過去の連続講座の内容を参考までに載せています。
<アサーション・トレーニング連続講座>
日時: ①2003年6月14日(土) 13:00~16:00
「自分を大事にするための自己表現。」
② 〃 6月28日(土) 13:00~16:00
「相手に思いを伝えるための自己表現」
①テーマ「自分を大事にするための自己表現」
私たちは日頃、社会の中で他人と自分を比較することを基準に自分を評価したり、自分を表現したりしがちです。特に女性にとって日本の社会では「和」を求められ、自分を表現することが難しい場合も珍しくありません。
しかし本来、自己表現の基本の考え方は、赤ちゃんが泣きたいときに泣くように、誰もが自分が表現したいときに感じるままに表現できるということなのです。
赤ちゃんのように、自分が感じることを気兼ねなく表現できて、またそれを相手に共感的に受け取ってもらえたらどんな気持ちがするでしょうか。
安心して表現できる場所で、そんな体験をしてみることは思いがけない自分への新しい感覚を呼び起こしてくれる貴重な体験である場合が少なくありません。また、自分で自分を評価したり、褒めたりすることも大切です。
ということで、一日目は、褒めことばを送ったり受け取ったりして、自分自身を認めてあげること・また他人への褒め言葉をきちんと届ける練習、そして自己評価のワークを体験します。
褒められるとつい、「そんなことないわよ。・・・」と「言いわけ」や「否定」の言葉になってしまいがちのコミュニケーションを、自分も相手も気持ちよく会話ができ、しかも自己への尊敬が高まる、そんな自己表現の方法を体験する一日目のプログラムとしました。
②テーマ「相手に思いを伝えるための自己表現」
私たちの自由な表現を妨げる要因にはいろいろありますが、そのうちのいくつかは多くの人に共通したやりにくさがあるものです。
2日目は、そうしたやりにくい場面を改善していくための技法を紹介し、実際に体験していきます。
たとえば、*NOと言う*非礼に対応する*要求する*主張するなどの場面。
こうしたコミュニケーションのトレーニングには、知識もですが、体験しながら覚えることがより大事です。
今現在不自由は感じないと思っている場合でも、もう少し自分を表現してみようかと思ったときに新しい不都合が生じてくる場合があります。
新たな課題です。
しかし、それを乗り越えて自己表現してみると、まったく新しい世界が広がり視界が開けてくるのは、アサーティブな表現の持つ力であり不思議な魅力でもあります。
アサーション・トレーニングの目指すところは、実は自分の主張が相手に届くかどうか以上に、自分がアサーティブに表現することにより、自分自身に対する尊敬と肯定的な感情を持ちうるという体験なのです。
いつものように、2回の講座を通じて、実際に参加者の方が抱えている身近な課題についても取り上げ、ロールプレイその他の方法で体験しながら、楽しく学習していきます。

