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アサーション・トレーニングQ&A

今までに頂いた質問とそれに対する回答を、おおまかにまとめてみました。
当ルーム企画の定例ワークショップを中心に書いています。(外部での研修会では、主催者の希望・参加人数・時間等に応じて、内容が多少変わります。)

Q)具体的にはどんなことをするのですか?

 A)参加の皆さんそれぞれから、現在自分が困っている事例を出してもらいます。過去にあったことで、今でも気になっていることでもかまいません。その中から講師が適当と思われる事例を取り上げさせてもらい、それをロールプレイによって再現し、言い換えたりしていきます。その時の気持ちや場面の展開を、参加者のフィードバックや講師のアドバイスによりロール(役割)を交代したりしながらさまざまに試みていくわけです。

Q)うまくできないことを再現してみるわけだから、やっていて苦しいのではないですか?

A)選ぶテーマによります。深いところに根ざした課題を最初から正面に据えると苦しくて、トライする気も起きないので、できそうかなと思うところから始められることをお薦めします。大事なことは、やってみてちょっとでも良い方向に変化が起きたり、自分では思っても見なかった反応が相手から来たりする、そんなことを一つでも体験することが自信になります。

実際のトレーニング場面では、楽しみながらとりくめて、笑いの起きることも少なくありません。楽しいということは、やる気を起こす大事な要素だと思っていますので、できるだけ終わって楽しかったという印象を持てるトレーニングとなるよう心がけています。

Q) アサーション・トレーニングは一度受けたことがあるので、何度も受ける必要はないかなと思うのですが…。かといってうまく自分を表現できているというわけでもないし、受けるかどうか迷っています。

 A)コミュニケーションのトレーニングはどれもそうですが、繰り返し実際に使ってみることで身についていきますので、以前やったので繰り返しても意味がないと言うことはありません。したがってご自分が気になる場面があれば、どんな場面を、何度取り上げても有効です。 その場でどんな発見をするか、どんな自分に出会うことができるかを楽しむつもりで参加していただければ、自分の変化を振り返ることもできますね。

Q) トレーニングで取り上げる事例はあらかじめ準備されているのですか?

A)参加者のお話を聞いて、その中からできるだけ共通の話題や場面を取り上げていきます。したがって、あらかじめ準備しておくことはしません。その日皆さんが出してくださった日常の実際のやりとりを取り上げることになります。実際の事例を取り上げるからこそ効果があがるからです。もちろんその場合でも、それを取り上げて良いかどうか事例の当事者の同意を頂き、他の参加者にも同意を得て進めるよう配慮します。(効果を考えるとこれが一番。しかし場合によっては準備した事例を使うこともある。)

Q) 事例を取り上げてもらった当事者以外は、他の人の事例でトレーニングすることになりますが、それでも効果はあるのですか?(実際にこの質問が来たことはありませんが、これを読んでいる方の中にはこのような疑問を持たれる方もあるかと思い書いておきます。)

 A)参加した方の「感想」を読んでいただければご理解いただけると思いますが、他の人の事例でも自分に共通するところはいろいろとあるので、その日の参加者の事例を共に体験することは、身をもってその場に参加することになり、参加したロールプレイが直接自分の事例でなかったとしても、たいへん効果があります。 「身をもってその場に参加すること」は非常に重要なことです。 コミュニケ-ションは単なる言葉のやりとりでなく、エネルギーの交換でもあるからです。表情や雰囲気、態度、声の調子など、すべてがコミュニケーションの道具であり、それはその時その場の「なまの」体験として参加者全員に共有されます。

 Q) そのほか、参加するときに効果的なアドバイスはありますか? 

 A)自分なりのテーマを持って参加されるとより効果的ですね。今回は特にこんなことに気をつけてやってみよう、などという具合に意識して臨まれると、より深く体験できると思います。たとえば、「声が小さいので、いつもよりはっきり大きな声で言ってみよう」とか、「うつむき加減なので、視線に気をつけ、頭を上げて話してみよう」などなど。 事前にお知らせいただければ、それをポイントで盛り込んだワークショップを設定することもできます。

※参加者の人数やご要望により、幾つかのプログラムを用意した上で、当日の判断により一番適切と思われる内容を提供させていただくようにしています。

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