PAST ACTIVITY
現在、手塩研は主に夏休みと冬休みに開催しています。 こちらには以前の研修会の内容を簡単にまとめました。
手塩研では実際に自分で教材を作りながら、また実際に子どもの立場になって教材を使いながら、研修を進めていきます。そのため文字に表しきれない部分が多々あります。そして、その表しきれない部分こそ手塩研の真骨頂なので、一番お伝えしたいところが伝えられないもどかしさがありますが、どうか想像で補いながらお読みいただければと思います。
※講師プロフィールは最後に記載。
・人物クロッキーと三原色による彩色実技
・こころと体の授業
・いのちの授業
「絵を描くには感動が必要ですね。たとえばこんなカボチャがあったら子ども達の興味惹くでしょう?」と言って、講師の平井先生が手提げから取り出されたのは、収穫したばかりのカボチャ。写真では一種類だけですが、細長いラグビーボールのようなカボチャもありました。先生が丹誠込めたカボチャを早朝に収穫して、遠路はるばる電車を乗り継いでの<おみやげ>に一同感激!
材料はなんだと思いますか?
新聞紙なんです!色も塗らずそのままの新聞紙です。子ども達の敬老の日のプレゼントにいかが?(いろいろなのができるのが楽しくて、昨日はさっそく作ってしまったのです!3個も!)
人物クロッキーでは、3分で描く、2分で描く、だんだん時間を短縮する練習。彩色では肌は何色で塗るか、どの色をどの割合で混ぜるか、パレットの使い方も指導。
…子ども達にどう教えるかの前に、教師自身がまず実際にやってみます。
「え?こんなはずでは。」「どうしてうまくいかないのかな」「どうやったらうまくいくかな」などなど、いつのまにか夢中になっています。手を動かして作る楽しさを思い出します。こういう一手間が授業作りに生きてくるのですね。
教科書の「ごんぎつね」は新美南吉の原作に鈴木三重吉が手を加えたものだそうです。原作と比較してみると、随分違った読後感になります。私自身は教科書のごんのセリフにしっくり来ない部分があったので、それが改作された部分とわかり、逆にスッキリしました。子ども達には原作を味わわせてやりたい気がしました。
どこでも朗読館
「自分にとっては、この夏多忙でどこにも行けなかったので、今日が唯一リラックスできた日でした。」と言ってくださった参加の先生の言葉のように、手塩件が研修と同時に、リフレッシュの機会になっているとすれば嬉しいことです。
それにしても、日頃激務をこなしている先生方が、夏休みくらいもう少しゆっくりできたらいいのになあと思ってしまいました。
キャンドルを作りました。環境教育(電気を消して… 100万人のキャンドルナイト」)にも、クリスマスのプレゼントにも。 |
竹とんぼ…厚紙と竹串で。先端は折りとって 材料は食塩と絵の具&ロウソク。ボンドでおおって危なくないように。乾くまで、穴を開けた箱に刺しておきます。 |
●絵本の読み聞かせ。
一人ひとり、実際に読んで、みんなが聞きます。絵を見ながらお話を聞いていると、だんだん気持ちが落ち着いてホッとしてきます。読み終わった先生が「読むと自分が癒されますね」の感想が印象的でした。優れた絵本を読み聞かせる効果を、実感しました。「楽しい世界を一緒に味わうつもりで」の講師のコメントに頷きました。細かい留意点のコメントも貴重。
●掃除について。ぞうきんの絞り方が年代によってまちまちなのも発見。文化の伝承が 危うい?基本のキをおさらいする。トイレ掃除の具体的な指導など。
●次の世代に受け継がれていっていない子育ての知恵など、家庭での子育て力も落ちている中、親を責めるのでなく柔軟に対処できる力をつける。家がどうであれ、子どもが学校に来るのが楽しみになるように。先生自身が良い意味でラクになるために手作り教材を活用する。
●午後の後半は、「手塩研しゃべり場」。毛糸であやとりの紐を編みながら、本音のトーク。あやとりなど冬の室内の伝承遊びや、屋外での遊びの活用。また先生自身がもっと遊びを体験しようという話も。
今日はありがとうございました。
平井先生の手塩研、ほっとした気持ちで、のんびりと、楽しく取り組むことができました。先生の貴重なお話や、資料、たくさんのお土産・・・。
日頃は学校のことを考えると抱えている問題や出来事に、
思い出したくないなとか、今考えたくないなと思っちゃうことも多いのですが、
手塩研の最中に、「あさってのスタート、楽しみだな!」と思う自分を発見。
前向きな自分になれてよかったです。
明日、バケツを買いに行きます。
なんという偶然! 1月~3月、我がクラスはトイレ担当なのです。
これは、もうやるしかないですね。
9日には、ろうそくも子どもたちに見せたいな。
(続き)
手塩研のこと、さっそく実践中です。
1月9日(月)に、クラスの子ども達に私の作品を見せびらかして(笑)
「やりた~い」ということになりました。
リサイクル・リユースを合い言葉にクラス29人分の材料を持ち寄り中。
着々と材料が集まりつつあります。
お母さんが39歳の誕生日ということで、真ん中にたてるろうそくが一気に。
弟がもう使わなくなったからとたくさんの色の水彩絵の具が。
おばあちゃんにたのんで、お仏壇からもらってきたという白いろうそくが。
今週水曜日は色砂作り。
来週水曜日は砂をグラスに入れ、子供達テスト中に、ろうを入れる予定です
結果はまた後ほど・・・・・
(続きの続き)
子供たちが、自分たちで数えてグラスの数がそろったのに気付き、
「いつ作るのかな」とわくわくそわそわ。
そこで、今日作りました!!
楽しそうに色砂を入れて、
思い思いのすてきな模様に、それぞれがうっとり。
ホットプレートを教室に持ち込み
湯煎にかけて、
ろうを溶かし、
注ぎました。
子供たちは、「うわ~すごい。」
「はやく持ち帰りて~。」
「先生、すごいこと知ってるね」
「次は、白を多めにしよう」
いつも以上におしゃべりになっていました。
「先生、お願いだから、今日持ち帰りたい!!」
「金曜日は荷物が多いから、来週気をつけて持ちかえろう!」
持ち帰り方一つとっても、反応は様々ですね。
楽しい楽しい時間でした。
「手塩研&セレニティに感謝!」です。
(次は、紙トンボ作りを提案してみよっと。)
牛乳パックと包装紙で工作。(5~10分で完成)メモ用紙入れ、プリンの空き容器を入れて花を飾ったり…。
再利用で、別の物に生まれ変わる。…楽しい作業でした!
ここで「ほめほめ」授業をどう取り入れるかを実習。
「ほめほめ」授業でクラスが変化してきたある先生からの報告もありました。
●待望の手塩研の企画をありがとうございました。大変とは思いますが、またお願いします。来るたび、見通し、イメージが持てたり、何よりやってみたいなとウキウキワクワクします。子どもののっている姿が浮かびます。二学期が始まるゆううつが、少し吹っ飛びました。(T)
●久しぶりに手塩研。いろいろ勉強になりました。参加できて、うれしかったです。(H)
●今日はありがとうございました。「ほめほめ」はぜひ取り入れて、二学期は明るい雰囲気で楽しくできるようにしたいと思います。ほめる技も磨かなければならないと思います。(T)
●久しぶりに手塩研に参加し、初心に返った気がしました。日頃、教師のための授業をしているので、これからは子どものための授業、子どもが楽しくなる授業をして、自分も教師を楽しみたいと思いました。(N)