PAST ACTIVITY
※宮古島方言で「中憩い」(2200kmは宮古島~埼玉間のおおよその距離です。)
(2004年11月7日開催)
宮古島-埼玉間約2200kmが、音楽とダンスでつながると、
もう座ってなんかいられない!
奏でる音、歌う音、からだが喜ぶ音、音楽とダンスの音(おと)祭り。
政治・企業・学校・家族など「言葉」が信頼性を失い、力を弱めつつある今、音楽や踊りは、ダイレクトに私たちに訴える力を持った「ことば」として、今まさに必要とされている営みと言えるのではないでしょうか。
この「ことば」を通して、私たちの中に広がる<何か>を感じ、眠っている力を信じる契機にしていきたいと思い、このイベントを企画しました。
★11月7日(日)の「2200kmを結ぶ!音祭り」は、単なるライブやコンサートでない、セレニティ・カウンセリングルームが提案する新しい形の参加型音楽イベントです。
Q: なぜカウンセリングルームが音楽イベントをやるの?
A: 音楽やダンスは、眠っている感覚を呼び覚まし、心身の変化のキッカケをつくってくれる素敵な方法だからです。心の世界と地域社会のできごとは、とても深いつながりがあります。言い換えれば、心の問題には社会の動きが大きく影響しています。
地域社会が個人を受け入れるキャパシティが大きければ大きいだけ、個人は地域で助け合ってラクに生きることができます。殊に最近は、子育ての問題一つ取り上げてもわかりますが、個人の力では解決できない問題が増え、地域社会全体がもっとつながりを持った社会へと変化することを迫られています。
しかしその変化は、日常の営みの中ではなかなかキッカケがつかみにくいのも事実です。 そんなときこそ、音楽やダンスの出番です。本来私たちの誰もが持っている、生きる希望や勇気につながる感性を呼び覚ましてくれるからです。
『音祭り』を通して、「音楽」と「ダンス」と「人とのつながりの心地よさ」に出会っていただければ幸いです。